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(「まじめ週間。」と題して、ここ1週間真面目なことを書いています。
 あんなことこんなこと恥ずかしいことなどをいっぱい詰め込んで、
 かなり長い文章になってしまっていることをお許し下さい。)



介護施設の介護職員として働いている。
今の施設に来てすでに7年が過ぎた。

サラリーマン時代から漠然と福祉の仕事をしたいと思っていた。
いつか人の役に立てる仕事をやりたいと思っていた。
例えば、これは極端な例えではあるけれど、
発展途上の国へ行き、水脈を探り、井戸を掘り、水を出す。
そんな人間になりたいと思った。
今まで何キロも離れた川まで何往復もして水を運ばなければならなかったが、
井戸ができたことで、新鮮できれいな水がいつでも飲めるようになる。
自分が井戸を掘れば掘るだけみんなが喜ぶ。
そんな仕事ができればいいなと思った。
もちろん、これは極端でひどく単純な考えだと思う。
きっと実際は話がもっと複雑でさまざまな問題があるだろう。
それに、どんな仕事だって大小何かしら人の役に立っているわけだし。

子供が好きなので子供を相手にした仕事がしたかったが、
大学へ通わなければならなかったり、すぐには資格が取れないものばかりで、
働きながら資格を取れるようなものはなかった。
ホームヘルパーの資格なら3ヶ月ほど通えば取れることを知り、
サラリーマンを辞める少し前にホームヘルパー2級の講座に通った。
毎週土曜日に船橋の教室に行き、朝から夕方まで講座を受けた。
最後のほうでは実務研修があり、介護施設や訪問介護の現場へ行き、
実際に働いている人に付いて実習を受けた。
全部で130時間程の研修を受け、何度かレポートを提出して、
ホームヘルパー2級の資格を取ることができた。

資格を取得すると講座を実施していた企業から
介護の仕事の斡旋を受けることができる。
ホームヘルパーの登録が主なものだったと思う。
要は関連企業のヘルパーとして登録しませんかという誘いだ。
実際のホームヘルパーは圧倒的に女性が多いようだ。
パートで収入も不安定で、ホームヘルパー1本で生計を立てるのは困難だ。
正社員としていくらか安定した収入が得られる介護施設で働きたいと思った。
そのことで講師に相談をしたら、収入が少ないため家族持ちの人には
正直なかなか薦められないと言われた。
「田口さんは介護の仕事に向いている気がします。でも収入がね。」と。
収入が少ないことなんて判っていたけれど、ダメ押しされたようで落ち込んだ。

しばらく考えたけれど、そのままその時の仕事を続ける気にはなれなかった。
仕事の内容とか人間関係とか行き帰りの満員電車のこと。考えれば考えるほど、
介護の仕事のほうがやりがいがあって自分にも向いている気がしてきた。

仕事が休みの日を利用して求人募集を探し、いくつか面接に行った。
全くの未経験で年齢的にも不利だろうと思っていたが、
人手不足のためか、多くの施設がすんなりと受け入れてくれた。
最初に面接へ行った病院では、すぐにでも来て欲しいと言って、
ユニフォームのサイズまで聞かれたが、給料の額を聞いて断った。

安いとは聞いてはいたけれど、本当に驚くほど安かった。
奥さんに報告するのもイヤなくらいの安さだった。
もう少し待遇の良い所を探そうと、いくつか回ったがどこも変わらなかった。
いくつか回った後、自宅から車で10分ほどの今の施設で働くことに決めた。
給料は最初の所と変わらなかったが、履歴書に添付した志望動機をえらく気に入ってくれたのだ。

とりあえず3年間がんばろうと思った。
3年間の実務経験があれば介護福祉士の試験を受けることができる。
資格を取ればいくらか手当も出るだろうし、その3年間で昇級もあるだろうと。

無我夢中で働いて3年が経ち、介護福祉士の資格も取れた。
仕事にもだいぶ慣れ、この仕事は自分に合っているかもしれないと思い始めた。
次はケアマネジャーの資格だ。実務経験が5年になれば試験を受けられる。
でもあと2年あるので、その間に勉強を兼ねて他の資格を取ろうと思った。
4年目に福祉住環境コーディネーターという資格を取った。
わかりやすく言うと、どういうふうに階段に手すりをつければいいかとか、
ここをこういう風にして段差をなくしたほうがいいとか、
そういったことをコーディネートする資格だ。
まあ、この資格を持ってるから、どれそれの仕事ができるというわけではなく、
持っていれば、より便利な資格という感じだ。

割と順調だった。この仕事を始める時に持った目標みたいなものを
割と順調にこなしていた。でも、このあたりから仕事がきつくなって来た。
人手不足。仕事を始めた時からそうだったが、さらに深刻になってきた。
夜勤や日勤が入り交じった不規則な生活、全く消化できない有給休暇。
安い給料。どんどんと人が辞めて行った。

さらには理想と現実のギャップ。きちんと介護したいけれど時間が無い。
介護の本にはよくこんな言葉が出て来る。「残存能力を活用しましょう。」
その人の残っている能力を活かして生活してもらいましょうということだ。
何から何までこちらで介護してしまうと、ますますできなくなってしまう。
できることは自分でやってもらいましょうということだ。
自分でズボンは履けなくても片手を使って上着は着てもらいましょうと。

しかし、実際はなかなかうまくいかない。
お風呂に入る時、なるべく自分で服を脱いでもらう。
手を貸したほうが早いけれど、ここはぐっと我慢して自分でやってもらう。
でも他にもたくさんの人にお風呂に入ってもらわないといけない。
ここで自分で服を脱いでもらうのを待っていたら日が暮れてしまう。
そして手伝う。手を貸す。
すべてのことがこんな風に行われて行く。
理想と現実のギャップがどんどんどんどん広がって行く。
そして段々と気力がなくなってくる。

仕事をしていると時々すごくイライラする。
大声をあげている利用者にイライラし、
仕事がなかなか進まないことにイライラし、
動きの悪いスタッフにイライラし、
そんなことでイライラする自分にイライラする。
少しおかしいんじゃないか?少し病んでるんじゃないか?と思えるほど、
イライラする時がある。そしてすごく落ち込む。

先日、3度目のケアマネジャー試験でやっと筆記試験に合格した。
でも3年目に介護福祉士の資格を手にした時のような喜びは無かった。
資格が取れたとしても、ケアマネジャーの仕事に就くのか、
このまま現場で介護職員として働くのか、まだ決めかねている。
それ以前に介護職をこのまま続けていくべきなのかということで迷っている。
世間では失業している人が多いという時に贅沢な話だとは思うのだけれど。



(きょうは何だかずいぶんと暗い話になってしまいました。
 でもこれが仕事に対する今の自分の本音です。
 真面目な話をする「まじめ週間。」も残すはあと1日。
 すみませんが、もう少しだけお付き合い下さい。)
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