箱の中から3曲。(No.611)

神様「きょうはお前に罰ゲームを与えるためにここにやって来たのじゃ。」

田口「ば、罰ゲーム？罰ゲームって、俺は何も悪いことやってませんよ！」

神様「何だと！自分の胸に手を当てて、よーく考えるがいい！」

田口「ん〜・・・・・・・あっ！」

神様「思い出したか？」

田口「は、はい。でも、たくさんありすぎて。」

神様「やはりお前には罰ゲームが必要じゃ。いいか。覚悟しろよ。」

田口「は、はい。」



神様「それではここで問題です。

　　　Superflyのセカンドアルバム

　　「Box Emotions」が発売されましたが、

　　　この中から好きな3曲を選びなさい。

　　　制限時間は30秒。

　　　はい、よーい、スタート！」

田口「む、む、む、む、無理無理無理！そんなの無理ですよ！

　　　13曲全部が名曲なんですよ！その中から3曲だけだなんて！

　　　あまりにもあまりにも酷すぎます。これは拷問ですよ拷問！」

神様「まあ、確かに冷静になって考えてみればお前の言う通りかもしれん。
　　　　
　　　それでは、これではどうじゃ。アルバム13曲の中から、すでに

　　　シングルになっている曲以外の中から好きな曲を3曲選ぶ。

　　　どうじゃ、これなら問題あるまい。」

田口「ま、ま、ま、ま、待って下さい！

　　　何度も言いますが、このアルバムは歴史的名盤なんですよ！

　　　3曲だけ選ぶなんてできません！せめて8曲でお願いします！」

神様「8曲か・・・、って残りの曲全部じゃないか！

　　　お前、神様のわしを騙そうとしたな！

　　　いや、ダメだ。これは罰ゲームなのじゃ。

　　　今が試練の時。覚悟を決めて3曲選ぶのじゃ！」



田口「それでは、ひとつだけお願いがあります！」

神様「何じゃ？」

田口「3曲はどうにか選びます。ただし、ただし、

　　　もう少しだけ時間を頂けませんか？」

神様「よし、いいだろう。時間を与えよう。で、いつまでじゃ？」

田口「えーと、そうですねー。サードアルバムが出るまでには。」

神様「バカもん！もう許さん。今すぐに決めい！

　　　もしクリアできなかったら、次のステージには進めんぞ！」

田口「えっ？次のステージって？」

神様「次のステージは武道館に決まってるじゃないか！

　　　12月14日のSuperfly初の武道館公演じゃ。

　　　おまえを武道館に行かせないようにするなんてのは朝飯前じゃ。」

田口「き、汚ったねえ！」



神様「ん？何か言ったか？

　　　さて、ここで問題です。

　　　Superflyのセカンドアルバム

　　　「Box Emotions」が発売されましたが、

　　　この中からシングル曲以外で好きな3曲を選びなさい。

　　　制限時間は30秒。

　　　はい、よーい、スタート！」

田口「うわ〜！」

神様「10秒経過。」

田口「ひーっ！」

神様「15秒経過。」

田口「あわわわわわ。」

神様「10・9・8・7・」

田口「わかりました、わかりました！言います、言いますよ！」




　　「まずは、

　　 3曲目の「Searching」。

　　　みんながSuperflyのことを知るようになって、

　　　周りの環境も変わってきて、

　　　いろんな人がやさしく接してくれるようになったけど、

　　　こういう時だからこそ本当の優しさを見抜かなきゃいけない。

　　　っていう歌なんですけどね、この歌詞にこのクールなサウンドが

　　　バッチリでね。こういうサウンド好きなんだなー。」



　　　「もう1曲は、

　　　12曲目の「Hanky Panky」
　
　　　映画「山形スクリーム」の主題歌にもなった曲なんですけどね、
　
　　　多保さんのファズギターも良い、ホーンセクションも良い、

　　　サビ部分の伸びて行く感じとか、もう最高でしょ。

　　　もうね、細胞が踊り出すんですよ、この曲は。たまらん。」

　　　

　　　「そして、最後の1曲は、

　　　ラスト13曲目の「愛に抱かれて」。

　　　志帆ちゃんが結婚した親友に向けて書いたものらしいですけど、　

　　　多保さんのやさしいメロディ＆志帆ちゃんの歌詞が良すぎます。


　　
　　　〜どんな場所も笑顔で照らす　自分よりも人を想い

　　　時折見せる空元気もすべて優しさで〜

　　　〜私よりも少し前を歩いているあなたになど
　
　　　気の利く言葉浮かばないよ　ほんと、ごめんね〜



　　　志帆ちゃんが親友を思う気持ちがすごく伝わって来て、

　　　志帆ちゃんの親友のことを全く知らない自分までもが、

　　　その親友のしあわせを願いたくなってしまいます。

　　　俺もお嫁に行きたいです。

　　　あー、またひとつ名曲が誕生しました。」



　　　「本当にすごいアルバムが出ちゃいました。

　　　歌のうまさばかりが注目されがちですが、

　　　作詞家　越智志帆　半端ないです。



　　　それから全13曲の曲を書いている多保さん。

　　　もう、多保さんの引き出しの多さと深さといったら恐ろしいです。

　　　多保さんの才能にはホント脱帽です！

　　　帽子も脱いで、できればカツラも脱ぎたいくらいだ！

　　　（注：田口はカツラではありません。）



　　　それから蔦谷さんのプロデュースも素晴らしい。

　　　良いプロデューサーに出逢って良かったなー。

　　　（Alright!!のPVで見せた蔦谷Pの動きが大好きです。）



　　　それからSuperflyチームのチームワークも良さそうだし、

　　　それから、もちろんファンの絶大なる応援。

　　　そういった歯車が見事に合致した、素晴らしい

　　　まさに奇跡のアルバムなんじゃないでしょうか！」



　　「あ、そうだ。ところで神様！」

神様「なんじゃ？」

田口「神様が3曲を選ぶとしたらどの曲ですか？」

神様「ん？・・・そうじゃなあ、

　　　おっと、次の仕事に行かなきゃだな。

　　　また来るから。」




（神様消える。）





田口「に、逃げやがったな〜！！！」














そんな感じ。












あんた、もっとシンプルに3曲を発表できないんか？

　　　

　　　

　　



　

きょうのBGM：Superfly - 愛に抱かれて